虫歯治療と歯内療法

虫歯は麻酔の良く効いた無痛状態で, 虫歯検知液Caries Detector(★C1)で染め出しながら, 丁寧に虫歯を確実に削り除いています.

虫歯を徹底的に奇麗にしようとすると, 時間がかかり, 時には歯髄が露出します.普通には歯髄が露出しないように, 深い虫歯は虫歯を残したままに治療を終わるか.または, 3 Mixという保険が効かない薬剤を虫歯の残る深部に塗布してセメントで封鎖して,3ヶ月以上時間を待った後で、修復象牙質が歯髄側にできるのを待って,虫歯の部分を再度削ってきれいにするか,あるいは,歯髄を取り除いて, 歯を殺して歯内療法を実施して, 被せる治療をしています.

しかし, 私は1966年9月に, 歯髄が露出しても, そのまま直ちに, 無痛で歯髄を生きた状態に保存できる方法を発見して, 51年が経ちました.この技術は世界屈指の技術です.

直接覆髄法と生活歯髄切断法のどちらかです.歯髄を取り除いた後に行う歯内療法は時間と人手と設備がかかり, しかも, 成功率が歯根の形により,60%〜90%の不確実な手探り処置です.死んだ歯は, その内に歯根が破折して抜歯に直結しています.

小笠原歯科では, 最悪でも, 歯根歯髄が生きたままに治せますから,多くの時間と人手がかかる歯内療法が避けられるため, 節約され, 多くの場合, 被せなくても, 詰めるだけで終わりますから,安くて, しかも,迅速で安全な治療ができています.普通の歯髄を取り除いている歯学部の5倍速で診療は進んでいます。

この方法は, 現在まで, 息子と娘にしか公開していません.父子相伝です. しかし, 息子が2016年8月1日に独立して開業しましたので, 息子と入れ替わりに, 世田谷から榊原茂弘先生が赴任されて, 歯髄保存法を公開して, 伝授しています.

これは、ノーベル賞にも匹敵する発見なのです。実施例を見て下さい。
麻酔が怖い、麻酔が痛い、という方には、1) 「針無し麻酔器=Syrijet (324,000円)(★C2)があります。これは針を刺す代わりに、30個くらいの微小な孔から高圧で瞬間的に10mm程度歯肉に麻酔液を射出する器具です。

2) Micro-Prep(420万円=1991年)(★C3)という50μmの酸化アルミニウム=アルミナ球体を射出する装置を使い、無麻酔で無痛で歯髄切断や虫歯の切削ができています。

3) N2O=亜酸化窒素ガスを窒素ガス:N2の代わりに、酸素:02の70%と混合したガスを吸入すると15分後に痛みの感覚だけが無くなります。空気の酸素濃度は20.7%です。酸素100%から60%まで自由に変更して、笑気の濃度を変更できます。

この笑気吸入鎮静法(★C4)は、床配管から酸素と一緒に吸入しますが,1974年以来43年目を迎えています。その間には1例も不快症状はありませんでした。小児も妊婦でも安全です。

以上。無痛治療には、注射麻酔以外の3つの方法を適宜活用しています。
これらの方法は、国内でも、極めて少ない施設です。勿論、歯科大学などの保険診療で行なっている所では無理です。

臨床例1

臨床例2

臨床例3

臨床例4

臨床例5

臨床例6



臨床例7








臨床例8