審美歯科

前歯部などで変色して目立つ歯は、削ったり, 被せたりしないで, そのままの形で, 漂白して変色だけを元の色艶に回復する方法です. 

Office Bleeching法とHome Bleeching法がありますが, 診療室で行うOffice Bleeching法が確実です. Office Bleaching法をお勧めします.1本〜並んだ2本の変色歯なら、1時間程度できれいな色調に回復します.漂白することによって、1〜2回の処置で, 元の色艶に回復します.


歯肉が萎縮=退縮したために, 体裁が悪くなった場合には, 歯肉の形と色合いを備えた人工の歯肉を製作して, 歯根周囲に装着することによって, 見かけを改善することができます.

幼児の頃にTetraxycline Syrupを頻繁に使った結果、小豆色に変色した前歯部は、容易には漂白法では治せません.


「審美歯科」と称して、セラミックで白い歯を作ることが流行しています。しかし、それは「医療」ではなくて、単なる素人受けを狙った「商売」です。

セラミックには、硬さと脆さが備わっていて、それ自体が欠ける欠点がある上、咬み合わさる相手の歯を磨り減らす為害作用があるため、年月が経過すると、破損が発生するだけではなく、対合歯列が摩耗して、怖い「咬合崩壊」を引き起こします。

きれいなセラミックで全体を仕上げて、丸10年間を無事に経過した実例は、普通には実在していないのです。食事時間以外はプラスティックのスプリントを常に使い続けて、歯を保護して、その上、3ヶ月毎にリコール・メインティナンスを受け続けた、極めて稀な症例が東大阪市の本多正明先生の所に3例あると聞いていますが、見たことはありません。

小笠原歯科診療所では、先進国では戦前から信頼されている安全で耐久性のある硬化熱処理して18K白金加金鋳造冠の見える部分を自然な色調に前装しています.