治療について
インプラント
小笠原歯科診療所では、インプラント治療に早くから注目して1976年から取り組んできました。ここで行っているインプラントは1958年にフランスで開発され、1961年にパリで発売されたChercheve:シェルシェブ・インプラントを1992年に改良したものです。そのため、1万本余りの実績を誇っています。治療には、特許を取得した独自の「オガ・インプラント」を使用していますので、天然歯のような機能性を回復することができます。また、耐久性や審美性にも優れています。
30年以上の実績
小笠原歯科診療所は、1976年から即時単独植立できるインプラントを実施し、今までに1万本を超える植立実績があります。その手術方法は、無切開、無剥離、無注水、無縫合、即時単独植立が可能なため、出血が少なく衛生的で術後の痛みや腫れが少ない優れた特徴を持っています。ほとんどの場合、その日に機能回復ができ、多くの方が満足されています。もちろん、歯をすべて失われた方にも同じことが言えます。また、使用しているオガ・インプラントは、感染などに抵抗性が強いため、治療後に歯石などが付いても影響を受けません。このように、他では決して真似ることができない、最先端をいくインプラント治療を行っています。
その他、1989年から日本、韓国、台湾の開業歯科医師を対象に2日間のセミナーも主催しています。
インプラントについて
インプラントとは、失われた歯の代わりに人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯冠を取り付ける治療法です。取り付ける人工歯冠は、まるで天然歯のような審美性と優れた咀嚼機能を回復できます。従来の義歯や、失った歯の両隣の歯を削ってつくるブリッジと違い、違和感や異物感に悩まされることがなく、しっかりと噛むことができます。
オガ・インプラントについて
オガ・インプラントは、1961年にパリで発売されたものに、独自の改良を加えて1992年に完成しました。世界特許を取得しており、国内だけでなく世界的にも優れたインプラントとして注目されています。
インプラントの手術方法
インプラントの手術方法は、1回法と2回法があります。現在は2回法が一般的ですが、小笠原診療所では即時に機能回復ができる1回法を行っています。
2回法は分科分業している大学組織に便利な方法ですが、患者には不便な方法です。まず、切開、剥離をしてインプラント固定部:Fixtureを植えた後、3〜8ヶ月後に2回目の切開、剥離を行います。その時、人工歯冠を取り付ける土台部分:Abutmentを接続して、2週間後に仮の歯を入れます。
1回法には、下記の4つの方法があります。
・ 歯肉軟組織を切開し、剥離してインプラントを植える方法
・ 切開、剥離を一切行わずにインプラントを植える方法
・ その場で仮の歯を入れる即時歯冠修復方法
・ 歯肉上に頭の一部が出た状態で, 3ヶ月以上待った後で仮の歯を入れる方法
オガ・インプラントは切開・剥離を一切必要とせず、すぐに咬める安全で安心できる治療方法です。
出来上がるまでの期間
1回法の場合、通常はその日に仮の歯が出来上がり、審美性と咀嚼機能が即時に回復します。骨や咬合関係に左右されますが、3〜6ヶ月で完成となります。(2回法の場合ですと、9〜12ヶ月ほどかかります。)
耐久性
咬合を考えて、必要な本数を必要な部位に植えます。そのため、耐久性は半永久的になります。もし、本数が不足しますと、インプラント周囲の骨に無理な力が加わって骨が解けてしまいます。そして、ぐらついたり、金属疲労が原因で破損することがあります。
立上がり部分の太さが5〜6mmある2回法インプラントは、周囲の血液循環とリンパ液循環を障害する結果、感染に対する抵抗力が弱いため、清潔に保つことが必須条件です。そのため術後には、3ヶ月ごとに診察を受けることが義務付けられています。これは、清潔に維持管理をしなければ、感染して失敗してしまうからです。また、2回法はアバットメントと呼ぶ支台を止めるネジが細く、弛んだり、破折したり、牛蒡抜きになったりして、使えなくなるため、Sleeping Implantと呼ぶ使えないものが発生します。
それに比べ、立上がり部分の直径が3.1mmと細いオガ・インプラントは、特別な維持管理をする必要がありません。維持管理するための診察も、9ヶ月〜2年に1回ですみます。抵抗力が強く、歯石が付いても特別な影響を受けませんから安心です。
外科手術の大原則に照らして、「一般に傷を水で濡らすことは、傷の治癒を妨げ、術後の疼痛と感染の原因になり、一番好ましくないことです。」しかし、歯科インプラント手術に現在使われている方法は、一般に注水して骨の発熱を冷却する方法が採用されています.私は1992年6月に「注水しないと、術後疼痛がきわめて軽く、治癒が迅速に進む事実に気付き、このことを知りました.そこで、世界で一番強い回転力=トルクを発揮できるモーターを製造している(株)ナカニシに依頼して、注水しなくても、発熱しない低速回転で、しかも、65N/cmの強いトルクを出せるモーターと、器具の破損防止の安全装置として45N/cmのトルク・リミッターを内蔵した1/256減速コントラ・ハンドピースを製造することに1995年10月成功しました。
これはSurgitop Motor Systemとして、アメリカを初め、世界的に輸出販売されています。
一般のインプラント・モーターはトルクが弱くて、最高回転数の時に31N/cmとか、50N/cmが発揮されるため、1,200回転/分や、800回転/分という高速回転で骨を削っているため、発熱して注水冷却が必要なのです.私は100回転/分で65N/cmで削るため、発熱しないため冷却する必要はありません。

